• 店舗情報
• 投稿日：2024.09.24

こんにちは！
千葉市緑区おゆみ野にあるJR鎌取駅前「リラクゼーションサロン ぼでぃーはーと」です。

日本においては、商品やサービスの価格は一つであることが当たり前で、例えば当店が同じメニューを○○様には３０００円で、△△様には４０００円で提供したら、おそらく当店は△△様やこれを知った周囲の野次馬の方々に酷い店として手ひどい非難を浴びることになると思います。

また、二重価格をきちんと表示したとしても、二重価格が浸透していない日本においては、消費者庁が不当な価格表示だとして景品表示法違反で動く可能性もあります。

ただ、海外では二重価格は広く浸透していて、特に法人とインバウンドで価格を変えることは当たり前になっています。
同じ観光施設に入館するにしても、税金を払っている法人と払っていないインバウンドでは価格が違って当然だし、
同じ飲食店やホテルなどを利用するにしても、通訳対応やインバウンド向けの特別な手間がかかるインバウンドと手間がかからない法人では価格を変えないと割に合いません。
更に、円安によって増え続ける外国人観光客のオーバーツーリズム（観光公害）問題を抑制する意味でも二重価格は絶対に必要なことだと個人的には思っています。

この二重価格については、法人とインバウンドの問題だけでなく、当店においても、
例えば、同じメニューでも無理難題な注文を突き付けてくる方と一般の方ではセラピストの負担は雲泥の差なのに同じ価格でいいのか、
例えば、クレーマーのように酷い時には施術時間の倍以上の時間を費やさなければならない方や、そこまでいかないにしてもやたらと長い説明を求めてくる方とそうでない方では、セラピストの拘束時間は月とすっぽんの差なのに同じ価格でいいのか、
とずっと思い続けていました。

でも世論と法律が相手では、いくら正論でもどうにもならないなーと思っていた矢先、６月に兵庫県の清元姫路市長が、国際会議の場で、姫路城の入館料を「外国の人は30ドル払ってもらい、市民は5ドルくらいにしたい」と発言したものだから、私にとっては目から鱗でした。

この発言は、事実上の二重価格の強硬であり、この発言は様々な報道機関でも取り上げられているため、これに続く流れがどんどん出てきてほしいと個人的には思っています。
資本主義国家である以上、価格は提供者の判断で自由に決めるべきものと思います。

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