店長ブログ
皆既月食、綺麗でしたねー♡
- 投稿日:2018.02.01
昨晩の皆既月食はご覧になりましたか?
綺麗でしたねー♡
赤銅色の月が空に浮かんでいるのは本当に神秘的でした。
一口に赤銅色といっても、双眼鏡で見るとその色目には透明感と艶があって、
なんとも美しい月でした。
月が地球の影に入って暫らくしたところで雲に覆われて見えなくなってしまいましたが、
欠け始めから地球の影に入るまでのおよそ1時間ちょっと、
我が家のベランダから息子と二人で天体鑑賞を楽しみました。
今回の満月は普段より月が大きく見える「スーパームーン」、1月の間に2回満月を迎える
「ブルームーン」、今回観測された赤銅色の月「ブラッドムーン」をあわせて、NASAでも
スーパー・ブルー・ブラッド・ムーンなんて呼称を使っているほど、絶好のタイミング。
そもそもなぜ皆既月食の月が赤いのか?
これについてNASAのジェット推進研究所にお勤めの小野雅裕さんは書籍「宇宙に命はあるのか」
の特設サイトにて、「地球の朝焼けと夕焼けが反射されているから」と解説しています。
なんとも素敵な夢のある解説の仕方ですよね。
簡単に言うと地球のまわりには大気があり、太陽光が大気の中を通過する際に波長の短い
青い光は空気の分子によって散乱され、大気をほとんど通過することができないのに対し、
波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気中を通過していくので月まで届きます。
地球の大気をかすめる太陽の光が月を赤くほのかに照らすため、赤く見えるのだと
NHKでは解説しておりました。
たくさんの方がツイートしていた中で、宇宙ステーションにいらした金井さんが
『せっかくの皆既月食でしたが、宇宙ステーションからは観察できませんでした。 無念です。
周りを見渡すと、船内の窓は下面(地球側)にあるものばかり。天頂に向いているものは
ありません。
将来の宇宙探査のための宇宙船をデザインする際には、必ず全方位に窓をつけるべきと思った
一日でした。』
まったくだとうなずいたのは私だけではないのでは?
実は息子と月を見上げている時に飛んで行った飛行機を見ながら、
『飛行機の中から見たら、もっと近くて綺麗に見えたかも。』と私が言ったら
『それは無理でしょ。飛行機の窓からでは角度が足りない、天窓はないしね。』と
冷静に論破されてしまっていたので・・・。
ともあれ、今回の皆既月食はとても見応えのあるものでした。
1時間ちょっとの天体鑑賞会は私にとってとても癒しの時間でした。
寒空の下、息子の入れてくれたあつあつのほうじ茶がとても美味しかったです。
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